保育園看護師が辞めたくなるほど辛く感じるとき
保育園看護師は、保育園に1人勤務である施設が多いです。
そのような環境の中、看護師はどのような悩みを抱えているでしょうか。
保育園看護師が辛くなるデメリットを5つあげていきます。
保育園看護師って同じ職種がいない分、色々な悩みを抱えているのだ。
1.相談できる相手が少ない
看護師が保育園で働く場合、避けて通れないのが保育士さんとの関係です。
職種の違いで仕事に対する価値観や習慣が違うこともよくあります。
看護師は、ケガや病気の判断など保健業務が中心となるので、
時に看護師の考えを受け入れることが難しい保育士さんもいることでしょう。
そのため、分かり合えないと「孤独」を感じる看護師がいるのも事実です。
看護師は「縁の下の力持ち」として保育のサポートをしながら、園長先生や主任先生、保育士の先生方とコミュニケーションをとり関係構築に努めることが大切です。
看護の現場と違うので、保育士さん達との間で看護や保健の理解にズレがあることも・・。でも、違って当たり前(^_^)。
保育士さん達が理解できるように伝えることを心がけてみて。
保育士さん達とのコミュニケーションは必須!!
2.一人職種のため仕事の代わりが難しい
一人職種の看護師は、自身の裁量で仕事を進めることが多くなります。
仕事を休む時には、仕事内容によっては保育士さんにお願いしづらい仕事もあるでしょう。
0歳クラスを兼任している場合、保健業務が後回しになってしまい残業や持ち帰りになることもあります。そのため、仕事は計画的に管理することが大切なのです。
nikoは、日頃から園長先生や主任先生に仕事内容を伝えていたので、お休みの時の業務はお願いしやすかったかな。
しかも、クラスに常時入ることはなかったので、看護師としての業務に専念させてもらえたこともよかったな。
3.技術のスキルが低下する。
看護の現場から離れてしまうため、保育の現場はブランクと捉える看護師もいるのではないでしょうか。保育園看護師を希望する場合、そのあたりの環境は理解しておく必要があります。
nikoがいた法人は老健施設があったので、その施設と兼務していた園医の指示で、職員健診の採血や血圧測定をnikoが実施していたよ。
nikoの場合、法人内に医師がいたので相談できたんだよね・・・。
でも、法人内に医療・老健施設がない場合は、健康診断を外部で委託しているのでその点は難しいかも。
4.医療現場に比べ給料が低い
看護師の給料は、夜勤手当などの諸手当で給料が左右されることが多いため、日勤勤務となる保育の現場は、全体的に給料が低く非常勤の雇用形態が多いのが現状です。
相場として300~350万と収入面は厳しくなりますが、夜勤がない分プライベートの予定が立てやすいので、子育て中のワーキングマザーは働きやすいことがメリットになります。
nikoは、正職の採用だったのでありがたかったです。
給料は少し下がったけど、どうしても経験したかった保育園看護師だったので納得はできたかな。
施設によって雇用条件は違うので、しっかりとリサーチして良い条件のある保育園を選んでほしいな。
5.こどもの健康報告はクレームになることもある
こどもを預けている保護者は、こどもの健康が損なわれると大きな不安を抱きます。そのため、不安からクレームに繋がることはよくあります。
保護者の不安を最小限にするため、看護師はタイムリーにかつ正確に説明するスキルが必要となってきます。
しかし、日頃から些細なことでも保護者に声をかけて関わることは、
保護者の受け止め方などを個別に理解することができるので関係構築につながります。
そうすることで、保護者のニーズに合ったコミュニケーションをとることができるようになります。
保護者の皆さんは、何かあった時「こどもの状態と先生はどのような対応をしてくれたのか。」を知りたいので、必ずこちらから声をかける様にしていたかな。対応は常に誠実さと迅速さが重要。
子どものことが心配である保護者の気持ちをくみ取りながら行動していけば、保育園看護師は安心できる存在とわかってもらえるはず。
さいごに
保育園看護師が辛くなる5つのデメリットをあげましたが、
これらの原因は考え方や行動ひとつでメリットになることもあります。
「こどもが好き」「保護者の子育てを支えたい」そんなやり甲斐のある仕事が保育園にはたくさんあります。少しでも保育園で働いてみたいと考えている看護師の皆さん。
是非とも保育園看護師として働いて、看護師にしかできない保育園の仕事をしてみてはいかかでしょうか。
保育園看護師の輪が広がり、認知度が高められることを楽しみにしています(^_^)
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